日本郵便は2月15日、新型コロナウイルスによる肺炎感染が拡大しているのに関連し、中国向けにマスクなどの国際郵便物が急増しているため、日本貨物航空(NCA)から独自にチャーターした貨物機による輸送を本格的に開始した。 東京・江東区の「東京国際郵便局」では同日午前、作業スタッフが中国向けの荷物を主要都市別に仕分けて大型トラックへ積み込み、成田空港へ順次出発。第1弾として同日午後に大連行き、深夜に上海行きの荷物を搭載したNCAの計2機が同空港を飛び立った。 このうち、同日午後11時すぎに離陸した上海行きチャーター機はマスクや書類など1万7千通、31トンを搭載した。
佐川,チャーター
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