民衆の敵 1946年製作 監督 今井正 出演者 藤田進 河野秋武 花柳小菊 江川宇礼雄 志村喬 ☆チャンネル登録はこちら 戦時中の1944年(昭和19年)。 私腹を肥やそうとする大東財閥の小谷理事長はある民需肥料工場を吸収し、軍需工場に転換しようとする。 戦争終結後の業界支配を睨んでのことだった。 一方、大東財閥の化学部門を管轄する花園子爵が経営する豪奢なクラブには、軍幹部や官僚などを集め、享楽の限りを尽くしていた。 やがて軍需工場に転換すると、工場長の金子茂の権限は軍人たちに奪われた。 ある日の事故をきっかけに金子は、部下の大塚靖司と協力して、財閥支配を打ち破ろうとするが、憲兵に拘引されてしまう。 Filmarksに投稿された感想・評価 社会派の名匠今井監督の戦後第一作。 利益のために武器を増産する財閥系企業。 徴用工の利益を搾取する横暴な経営陣。 自分はちっとも偉くないのに虎の威をかる憲兵たち。 そんな多くの愚か者たちが映し出される。 終戦直後の昭和21年の作品。 社会派今井正が終戦前後の日本を描く。 軍、大企業が渦中大儲けをし、かたや抑圧された労働者、徴用工、民衆の懸命に働く姿をうつす。 観客はどういう気持ちでこの映画を観たのだろう。 円谷英二の特撮も貴重な作品。
花柳,小菊
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